川崎化成工業は、1,4-ジヒドロキシナフタレン(1,4-ナフタレンジオール)の量産試作に成功しました。
工業規模での供給体制確立により、今後、本格事業化に乗り出します。
川崎化成工業は、1,4-ジヒドロキシナフタレン(1,4-ナフタレンジオール)の量産試作に成功しました。
工業規模での供給体制確立により、今後、本格事業化に乗り出します。
例えば、耐熱性向上、高屈折率などの性能を発現する骨格を有する化合物です。
フェノールやビスフェノールAよりも耐熱性に優れ、アクリレート誘導体にした場合には高屈折率を有する樹脂となる等、これまでにない性能を発現する可能性を秘めた機能性原料(ジオール体)です。
ナフタレン骨格を導入することにより、耐熱性が向上することが期待されます。
ナフタレン骨格を有するアクリレート樹脂、メタクリレート樹脂は高屈折率となることが確認されています。配合により、従来よりも高屈折率な樹脂の開発が期待されます。
製品名 | 1,4-ジヒドロキシナフタレン 1,4-ナフタレンジオール、ナフトハイドロキノン |
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分子式 | C10H8O2 | |
分子量 | 160.2 | |
CAS NO. | 571-60-8 | |
化審法 | 4-356(既存化学物質) | ![]() |
用途 | 各種樹脂原料、耐熱樹脂原料、医農薬中間体 | |
一般性状 |
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さまざまな化合物に展開可能な優れた原料です。