重合禁止剤 キノパワー®シリーズ

川崎化成の重合禁止剤「キノパワー®」シリーズは、従来の単環芳香族系の重合禁止剤にない、ユニークな特徴を有する機能性重合禁止剤です。

川崎化成工業の重合禁止剤 キノパワー®シリーズの特徴

<単環芳香族系には見られない優れた特長>

酸素(空気)の存在しない系でも優れた重合禁止効果を発揮します。

<個別製品の特長>

①QS-10

不飽和ポリエステル樹脂用途向けの適用において

成形時の硬化遅延を起こすことなく、熱安定及び貯蔵安定の向上が可能です。
(安定性と硬化性の相反する効果の両立が可能です。)
また、ゲル化時間の経時的増加を緩和し、製品保証期間をより長く設定することが可能です。
(GTドリフトの抑制)

モノマー一般において

重合反応時に添加することで、生成するポリマーの分子量調整することが可能です。
重合反応時に添加することで、重合発熱(重合熱)を制御(抑制)することが可能です。


②QS-W10

有効成分約40%の水溶液です。

無酸素(嫌気性)下でも優れた重合禁止効果を示します。

モノマー含有水溶液(廃液・廃水)の重合防止・ゲル化防止に有効です。

緊急時の重合反応停止剤(クエンチャー)での使用が可能です。

<その他>

メタルフリー:アルカリ金属/遷移金属等を含有していません。

ハロゲンフリー:ハロゲン元素を含有していません。

無酸素下で重合禁止効果のある無色の重合禁止剤等、その他製品についてはお問い合わせください。

各用途向け重合禁止剤一覧

川崎化成工業の重合禁止剤はキノンをベースにしています。

こんな方にお勧め

硬化速度はそのままで熱安定性・貯蔵安定性を改善したい方

一般的に不飽和ポリエステル(樹脂)の安定性(熱安定性・貯蔵安定性)を改善するために禁止剤を多く添加すると、その後の硬化速度が低下し成型性に大きな影響を与えます。

キノパワー®は安定性を改善しながら硬化速度を変えずに成型性に影響を与えません。

GTドリフトを解決したい方

塗料、タンク、FRP、防水ライニング、船舶、ボート、ゲルコート、トップコート、プライマ等で用いられる常温硬化型促進剤内添の不飽和ポリエステル樹脂においては、保管中のゲル化時間が経時的に増加し(GTドリフト)、特に夏場ではゲル化時間が規格値を超え易くなります。

キノパワー®はゲル化時間の経時的増加を緩和し、製品保証期間をより長く設定することが可能です(GTドリフトの抑制)

モノマー含有水溶液の重合トラブルを解決したい方

保存環境が無酸素状態(嫌気性)になることによりモノマーが重合し、蓄積や詰まりを原因としたトラブルが発生する場合は、酸性やアルカリ性を問わず無酸素下で効果のあるキノパワー®の検討をお勧めします。

水溶液製品なので溶解工程無しで直接投入できます。

異常重合停止剤(クエンチャー)を準備したい方

重合反応の暴走を防ぐ対策は事故防止の観点から重要です。一般的に重合は無酸素雰囲気で行われるため、異常重合の緊急停止には無酸素下で効果のあるキノパワー®を用いた対策検討をお勧めします。

また、キノパワー®は有効成分約40%の水溶液ですので、ご購入してすぐにご使用いただけます。

重合禁止剤 キノパワー®シリーズの用途例

成形時の硬化遅延を起こすことなく、製造・混練プロセスでの熱安定性や、貯蔵・輸送時の安定性を向上させることが可能です。

ゲル化時間の経時的増加を緩和し、製品保証期間をより長く設定することが可能です。(GTドリフトの抑制)

緊急時の空気が不十分な条件下でも重合禁止効果を発揮します。また、キノパワー®は有効成分約40%の水溶液ですので、ご購入してすぐにご使用いただけます。

無酸素(嫌気性)の環境においてモノマー重合を防止します。水溶液製品なので溶解工程無しで直接投入できます。

重合系内のキノパワー® や開始剤濃度を制御することで、ポリマーの分子量を調整することができます。また、生成したポリマーからはメルカプタン臭のような臭気が発生しないという特徴を有します。

ハイソリッド(HS)溶液重合のようなモノマーが高濃度、あるいは高温での重合等、暴走反応が起きやすい重合系に、キノパワー® QS-10を添加することにより、重合発熱(重合熱)を制御し、安全性を向上させることができます。

各製品の詳細な特徴や素材との組み合わせなどはぜひご相談ください。

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川崎化成工業は改善を積み重ねた生産体制を確立し安定供給を実現しています。

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